
6月に入りました。平地の杜では梅雨入り前の夏の日差しが眩しい今日この頃です。今回は平地の杜があるエリア、長塩谷地区の植物のお話しです。
海浜植物の代表にハマヒルガオがあります。砂浜海岸をピンクの花が飾る風景はだれしも思い出の中にあるのではないでしょうか。
そのハマヒルガオ、長塩谷地区では防潮堤よりも内陸側で元気に育っています。
咲いていた地点を以下の図に示しました。
意外と海から離れた地点にも生えていて、平地の杜の脇のものは海岸から200mほど離れています。

これらが、過去の海岸線の移動を物語るものなのか、津波で運ばれてきた種や根から育ったものなのかわかりませんが、乾いた道路脇や構造物のかたわらで元気に育っているのを見つけると、ついうれしく感じてしまいます。


